こんにちは。デジタルマーケティングのグロウニッチ代表をしている宮本です。
13年前ぐらいに創業した頃からリモートワークを取り入れている私ですが、正直、カフェとか人がいるところで仕事する「ノマド」な働き方が苦手です。
ノマド・リモートワークのここが嫌だ
- デュアルモニタで作業できないから効率悪い
- 大した機密じゃないけど、他人にモニタ見られると気になる
- なんとなく集中できない
- テーブルが狭いと嫌だ
- さすがにうるさい時もある
- 気付くと隣の話しに聞き入ってしまい集中できない
- そうなると、こちらも話ししづらい、電話しづらい
など、神経質っぽいことも挙げてますが、カフェとかって働きづらいんですよ。そんな自分にとって願ったり叶ったりのシェアオフィス(ワークスペース) STATION BOOTH がJRから登場し、先日試しに行ってきたので、今日は利用した感想を口コミ・レポート報告します!
STATION BOOTH とは?
STATION BOOTH はJRが始めた駅構内にあるシェアオフィス(仕事用のレンタルスペースのようなもの)です。
STATION BOOTHの”利用料”は?
無料(今だけ)
まだ不明です。テスト中とのことで、2019/2/20まで無料という事は決まっています。30分まで利用できて無料なので、ちょっと時間が空いたら試してみるのもいいかもしれませんね!
STATION BOOTHの”広さ”はどれくらい?
自分は170cm、70kg ですが、もう一人座っても問題ないスペースがあります。1人なら荷物がたくさんでも全く問題ありません。キャリーバッグも置けますね。
STATION BOOTHの”設備”は?
設備はこんな感じです。
- デスク(感覚では120×60ぐらい?)と椅子(二人座れるぐらい)
- モニタ(24~30インチぐらい?)、HDMI端子、USBで接続できます。
- Wifi(正面に貼ってあるのでSSIDとパスワードはすぐ分かります)
- エアコン完備なので、寒かったり暑かったりは大丈夫そうです。
STATION BOOTHの”防音”はどんな感じ?
音はかなり遮断されます。もちろん騒音の駅中なので、多少は外の音は聞こえます。今はあまり馴染みないと思いますが電話ボックス以上に音は遮断されるので、もちろん電話するのも周りに気を使わないで済みますし、作業も十分集中できるレベルです。
STATION BOOTHは”どこに”ある?
現在、以下3つにあります。
新宿駅(新南口)
品川駅
東京駅
STATION BOOTHの使い方
会員登録
Webから会員登録をします。
駅を選ぶ
会員登録が完了してログインした後は、駅を選びます。2018年12月現在、新宿駅、東京駅、品川駅の3つからのみ選べます。
地図上の緑のポイントをタップすると、その駅の予約確認画面に行くので予約をします。(構内図は予約後も確認できます)
時間を選択
予約したい日時を選択して予約をします。とても簡単です。
予約確認で駅構内図も確認できます。
地図表示をタップすると、駅構内図も表示されます。
実際にブースに行った時
では、実際にブースに行った時はどうすればいいのでしょうか?
まず、ビジネス(Business)会員と、パーソナル会員(Personal)があるので、自分が予約したのが「Personal 2」であれば上の写真でいうと一番右が予約したブースになります。
扉のモニタをタップ
それぞれのブースには扉の左側に小さいモニタがあり、そこで予約した人の照合を行い開錠する仕組みになっています。カーシェアやグリーン車などにも近い利用デザインです。
スマホの予約画面からQRコードを選択
予約したアカウントと照合する為のQRコードが開錠する為の鍵になります。
扉モニタのQRコードを読み込む
カメラを扉のモニタに向けて、表示されているQRコードを映して読み取ります。以下は、実際にQRコード読取ページに出力されるカメラ越しに写した画面キャプチャです。
そして開錠
カーシェアやグリーン車と同じくらい、すんなり反応します。ブラウザを使うQRコード読取もこれだけスムーズなのは感心しました。
↑散らかってますが、実際は荷物はありません。荷物が多かったので置いて撮影してしまいました(汗)
最後に
正直、こういうのを待っていました。カフェって仕事しづらいんですよ、特におじさんになると。
デュアルモニタ(画面が二つ)が使えて、外と遮断されて電話もしやすく、カフェにはない集中できる空間なので凄くいいです。
レンタル会議室だと広すぎるので、広さもちょうどいいんですね。写真を見てお分かりの通りスペースを取らないので、今後色んな場所に設置できるのは想像しやすく、今後を期待しています。
レンタル収納のようにFCも出てくるのかもしれませんね。都心などはコンビニなんかとも相性良いと思います。いくらでもビジネス開発できるんだろうなぁ。
あと、きっちり考えて運用をデザインすると会員カードをユーザーに配ってしまいそうだし、アプリも開発してしまいそうですが、QRコードにすることで会員登録も簡素化できるし、アプリはなくブラウザだけで実現しています。なんでもカッコよく整えなくちゃというプライドよりも、とにかく早く最低限でテストしようという小回りさも感じられてJRのイメージも変わりました。
ごちゃごちゃ言いましたが、予約から使用開始までも使いやすく、ブース内の作業スペースの使い心地もいいし、これは本当に便利です。起業した若い頃にこういうのがあればなぁーと感じるほどでした。